セミリタイア(早朝退職)して思うことは、日々の生活は「暇(ひま)」だということ。
あくせく働いてたときは、月曜日が憂鬱だったり、仕事が忙しくなると憂鬱だったりしました。
それが退職日を境に一切無くなる。
無の境地になるわけです。
無の境地
普通なら目覚まし時計の音で起きて身支度をしないといけないのが、勤めてた会社を辞めると布団で何時まで寝てても良くなる。
勤めてたときの休日とは違う完璧な解放感を味わいながら、無の境地を味わうのです。
ブラック企業勤めだった僕の場合は、ブラック企業ならではの最後だったので、会社を辞めた翌日は「無の境地」を味わうどころではなく、会社の誰かが玄関にあるインターホンのボタンを押すのじゃないかとか、携帯電話が鳴るのではないかとか、とにかくびくびくしてた記憶があります。
僕は何か悪いことをしたというわけじゃないです。
僕が退職をしたいことを会社に伝えてから、上司や同僚が重箱の隅をつつくように僕の過去のミスや備品を壊したこととかを思い出しては、損害賠償だとか、弁償できないなら辞めさせないとか、何かにつけて文句を言ってきたからです。
退職日までずっとそれが続いたのですからマジでヤバかったです。
今は思い出しても平気です(^^)
ブラック企業とは
僕が勤めてた会社はブラック企業で、常に人手不足。
なぜ人手不足なのか?を説明するかのような社員の行いがブラック企業というところには何かにつけてあります。
もしも家庭の事情とか何らかの事情で泣く泣く辞めざるを得ないとして、穏便な引き留めだったなら、仕事を探してる友人がいたとしたらすぐに紹介しますよね。
それがブラック企業だと、上記したような「辞めたらどうなる?」的な脅しみたいな言葉で引き留めるようです。
だから、辞めた人が戻りたいと思わないような振る舞いをする人が多く居る会社は、たいていブラック企業だと思います。
退職代行なんてものが普通にある自体、ブラックな会社が多いことが伺い知れます。
ただ、そんなブラック企業はニコニコの募集広告が上手だし、イジメ的なやってることを隠すのがとにかく上手なので会社が無くなることはないようです。
僕が在籍した会社はコロナ禍不況も何のそので、今も僕が入社したときと変わらず、辞めたときのまま存在し続けてます。
もし僕が再就職することがあったとしても、ブラック企業を見極めて避けるのは至難の業だと思います。
そんなわけで、僕の場合は普通に円満退社するというだけで必死だったので、普通に円満退社した人みたいに退職の次の日に万歳して喜ぶ感じはなかったのでした。
ブラック企業とは、実のところ、自分がこれまで築いてきたであろう性格や他人との接し方などが合わない人たちがいる会社であると思います。
更に言えば、ワンマン社長や親族経営の会社、ワンマン的な上司などが仕切ることで本当を言うと他者を受け付けないけど人手は必要という矛盾がある会社。
一概には言えないですが、もしブラック企業だとしても辞めるときに円満に退職できる会社はブラックとしてマシなのでは?と思います。